群馬県高崎市の榛名山にある「榛名富士(はるなふじ)」についてまとめています!
「榛名富士」
住所:〒370-3341
群馬県高崎市榛名山町
駐車場:群馬県立榛名公園ビジターセンター駐車場(無料)
標高:1,390m
三角点:あり
榛名富士は、群馬県高崎市の榛名湖の周辺にある山で、標高は「1,390m」です!
頂上まではロープウェイで行くことも出来て、山頂には「榛名富士山神社」という小さなお社があります。
行きはわかりやすい一本道なのですが、ある程度の傾斜のある坂が頂上までずっと続くので急いで登るとすぐに疲れてしまう感じでした。
頂上に近づくにつれて、榛名湖の全貌が見えるようになってくるのでとても綺麗(*´▽`人)
榛名湖は、イルミネーションや花火・ワカサギ釣りなどのイメージしかなかったのですが、山も素敵です!!
①群馬県立榛名公園ビジターセンター駐車場近くに2か所
②ゆうすげ元湯(建物外トイレ/冬は閉鎖)
③ゆうすげ元湯(建物内のトイレ/暖かい)
④観光案内所近く
⑤県営グランド近く
⑥湖畔バス停の近く
⑦「湖畔の宿」記念公園近く
※④~⑦は、看板の地図の情報です。
地図は、群馬県立榛名公園ビジターセンター前にありました。
駐車場もこの近くにあります!
トイレは、榛名湖周辺にいくつもあって、ビジターセンターの駐車場の近くにも数か所あるのですが、行ったときはちょうど閉鎖中で使うことができませんでした。(2019.3.28時点)
ゆうすげ元湯という温泉施設内のトイレを利用してOKとのことだったので、そちらを利用させて頂きましたー!
駐車場は、群馬県立榛名公園ビジターセンターの駐車場を利用しました!
わりと停められます。
榛名公園ビジターセンター駐車場 → 榛名富士登山口(ビジターセンター近く) → 榛名富士山頂駅 → 榛名富士山神社 → 榛名富士登山口(ゆうすげ元湯近く) → 榛名公園ビジターセンター駐車場
今回の私たちのルートは、こんなな感じです!
この日は本当は、烏帽子ヶ岳の方にも行っていたのでもう少し長かったんですが、榛名富士だけだとこんな感じです(*´▽`人)
行きは、木の根が浮き出ているところでつまずきやすいというのを除けば、一本道だし比較的歩きやすい感じでした。
ただ、坂がずーっと続くのでかなり足に負担がきました。
帰り道は、榛名富士山神社の近くにあった「ゆうすげ元湯」という看板を目印に下っていきました。
行きに登った道とはまた全然違って、かなり急だし落ち葉で滑るしで降りるほうが個人的にとても大変でした!
途中、道を外してしまったのですが、見通しが良かったのですぐに合流することができました。
本当に良かった…
木につけられた目印を見ることの大切さを、この道を通ることで改めて学ぶことができて、とても貴重な経験となりました!
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目次 -mokuji-
「榛名富士」登山レポートまとめ(2019年3月28日)
榛名富士を実際に歩いた様子を、画像と共にまとめていきます!
行かれる時の参考や一緒に行った気分になって頂けたら嬉しいです。
簡単なレポートやルートの軌跡などは、YAMAP・ヤマレコの方にもまとめています↓
榛名富士へのトレッキングは、「榛名公園ビジターセンター駐車場」からのスタートです!
駐車場はわりと広くて、結構停められます。
周囲を乗馬の馬が通ったりしていて、何とも不思議な雰囲気です。
榛名公園ビジターセンター前の看板の地図を確認してから、駐車場を出て横の道路を進みます。
広めの歩きやすい道路でしたー。
少し歩いていると、すぐに「榛名富士 登山口」が見えてきます!
看板は小さめですが見つけやすいです。
看板はこんな感じです。
看板横の道を通って登山道へ入っていきます!
登山道を赤い矢印の方向へ進んでいきます。
3月だったので、枯れ木が多くて遠くまで見通せます!
道は、落ち葉が多くて坂が続いていきます!
木の根がとても立派で、土から出ているのに元気な木がたくさんありました。
強い子です。
行きに通っていく道は、かなりわかりやすくて助かりました。
歩くところだけ綺麗に草がなくて、道なのがよくわかります。
榛名富士には、笹っぽい見た目の葉っぱが多めでした。
この笹っぽい葉っぱ、独特な色合いがあって面白い葉っぱなんです!
かなりしっかりしている葉なので、軽装の方は手足を切ってしまわないように注意してください。
榛名富士の登山道の目印には、白やピンク・青など様々な色の「リボン」が巻かれています。
この目印を確かめながら行くということは知っていたのですが、改めて大切さを知りました!
歩いている時にリボンを早く発見できるように、これから毎回少しずつ練習していきたいと思います!
歩いていると、登山道まで枝が突き出ているものがいくつもあります。
かなりトゲトゲした植物もあるので、ケガをしないように注意!
山に来ると、いつも木を眺めてしまう癖がありますw
この木はちょっとごつごつしていて、日陰になっている部分に苔があるんです!!
色が素敵です。
こっちの木は、少し赤みがかっていて!!
何というかこう…
ペリペリ剥がせそうな、そんな感じの見た目をしています。
あ…こういう感じのお菓子もあったような気がします。
この感じ好きなんです!
木の根がかなり立派で、よそ見ばかりしているとつまづいてしまうので注意です!
足をしっかり上げて歩かねばと思いながら、歩いていきます。
足を上げ過ぎると逆に疲れてしまうので、ほどほどに…
木が凄くクネクネして荒ぶっていますw
何であんなに曲がっちゃうのか…
歩いていると、木の根が「もう全部出てるんじゃないかな?」ってくらい丸見えな部分が出てきます。
ココも少し坂なので、木の根を避ける時につまづかないように注意です!
白くてカッコイイ木があったんですよ!!
表面が白っぽくてですね、苔が所々についているんです。
木自体も、かなり太くて立派な感じ。カッコ良かったです!
これは、ちょっと下の部分がえぐれているみたいな面白い形をしている木です!
何かがこの部分にあったんでしょうか?
この形状が作られた過程がとても気になります…
「角っぽい!!カッコいい!」って思いながら撮りましたw
木の接続部分も面白かったんですが、何よりこの反り具合ですよ!
スゴイ!!
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ロープが用意されているポイントがありました!
使ったり、使わなかったりしながら進みます。
傾斜になっていても、木は倒れないで生える。
毎回見る度に不思議なんですが、かなり根も固くてガッチリなんです。
折れないか何回か揺らして確認してから、掴んで登ったりしました!
ビビりなので確認多めです。
中間地点より少し上まで来た辺りくらいで、たまたま立ち止まって左を見てみると…
榛名湖と、黄色の笹畑が綺麗に広がっていました!
笹って呼んでるけど、笹かどうかは知らない…
「絶景スポットだから立ち止まれ!」という指令でも出たかのように、本当にたまたま立ち止まったのでなんだか面白かったです。
素敵な景色が見られました!
坂は、まだまだ続きます!
私はわりとすぐに疲れてしまうので、休憩しつつ進んでいます。
広そうなところで少し座って、リュックを下ろしたりするとかなり休まります。
水分をとって、チョコで糖分を補給して進みます!!
根かと思ったら、めっちゃ太い枝が出ていることもたまにあるので注意!
周囲を色々気にしながら登るのって大変ですね。
ココは、ちょっと岩がゴロゴロしているので、土部分の道はほとんどなかったです。
でも、この場所だけなので気をつけながら進みます!
長い坂がやっと終わって山頂へ続く道。
ロープウェイの駅が見えます!
やっと上だ―!!ってめっちゃテンション上がってますが、転ばないように注意して階段を登ります(*´▽`人)
山頂に着きましたー!!
結構、広めです。
「榛名湖ロープウェイ」
【営業時間】
・9:00~17:00 (4月~11月)
→ 上りの最終時刻は、16:30
・9:00~16:00 (12月~3月)
→ 上りの最終時刻は、15:30
【所要時間】2分50秒程度
ロープウェイの駅に到着です。
思っていたより大きめで、面白い構造。
地味にロープウェイを見るのが久々か初めてだったので、面白くて眺めてしまいました(*´▽`人)
こんな感じなんですね。
近くには、山の案内板もありました。
天気が良かったので周辺の山もよく見えます!!
この近くに休憩所もあるので、少し休憩していきます。
イスが置いてあって、屋根もあるのでリュックを降ろしてゆっくりできました(*´▽`人)
高所恐怖症なので、見ているだけで怖いですが…
ロープウェイと榛名湖と山がセットで見れるこの感じは、凄く綺麗で素敵です!!
山をよーく眺めてみると、道路が走っているのが綺麗に見えました。
なんか、面白い!!
「富士山神社由来」
引用:榛名富士山頂 お社前の看板より
祭神 木花開耶姫命(このはなさくやひめ)
境内 山頂70坪
例祭 5月5日
このお社は、榛名山の南面中腹に鎮座1400余年の歴史を有する延喜式内の名社榛名神社の所管する末社の一社です。
由来は不詳ですが、この山が日本最高峰駿河の富士山に非常によく似ており、榛名富士と呼ばれていたことから浅間神社と同じ神様が祭られたと思われます。
富士山権現と銘ある御正体(お鏡)が榛名神社に保存されていることから、とても古いお社です。
頂上が本殿で、ここは遠排所です。
平成7年8月吉日
東部興業株式会社 建之
※読みやすくするために、文字を一部変更しています!
榛名富士山頂駅の近くに小さな社がありました。
近くに絵馬も飾ってあります。
富士山神社の由来と書かれた石碑が近くにあって、榛名神社に関係するお社的な事が書かれていました。
凄く、こじんまりとしていました!
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小さなお社を見た後は、緩やかな坂を登って榛名富士山神社へ向かってみます。
長そうですが、意外とあっさり着いてしまいます!
途中にカッコイイ木がありました!
何というか、こう開き具合が絶妙です。美しい…
坂の中間地点くらいまで登ると、木製の古びた鳥居が見えてきます!
あと少しです。
この階段は、左側を歩くのが歩きやすかったです。
鳥居は、近くで見てみるとより一層迫力があって素敵でした!
木製の特に装飾も何もないシンプルな感じが、凄く好き(*´艸`*)
古び具合の感じとか、色合いもかなり良きです。
鳥居の先は、道が二手に分かれています。
でも、どちらから行っても頂上に着きますので、好きな方から進めばOK!
木の階段の道が二手に分かれているのが、全体で見るとなんともいい感じです。
「富士山神社の縁起」
引用:榛名富士山神社横にある看板より
この頂には、古き昔から富士山神社という一字の祠があって木花開耶姫命(このはなさくやひめ)をまつり、縁結び・御産の神様として近郷近在の信仰をあつめ、5月5日の山開きにはお礼詣りの男女が長蛇の列をなして登山参拝し、大賑いであったといい伝えられている。
榛名富士の名が広く世に知られているのは、この年中行事によるものである。
この神社は、明治42年5月2日に榛名神社に合祀させられた。
その当時は、間口四尺奥行五尺の木柵の中に一基の自然石が御神体として安置されていたというが、昭和33年7月 榛名山ロープウェイが開設された時には、その残骸すら見当たらなかった。
そこで、古き時代から地方諸衆の信仰の中心である由緒深きこの霊地をあれるがままにまかせるにしのびず、榛名神社の神許を仰ぎ、古き祠が鎮座したというゆかりの位置を探し求めてこの社殿を建立寄進した次第である。
昭和39年1月11日八神の儀を行い、末永く霊験あらたかに若き男女に縁結びと安産の幸せを授けたまえと祈り、ここにその由来を誌するものである。(昭和39年)
※一部読みやすくするために、文字を変更しています!
榛名富士山神社は、紅白の美しい社です。
綺麗に塗られていながら、古びた木の質感もある感じがとても素敵でした!
こじんまりとした小さめのお社ですが、山頂に建っているというのがまた素敵で本当に美しかったです(*´▽`人)
正面には、鈴とお賽銭箱なども設置されていました。
行った時は知らなかったのですが、縁結びと安産祈願などをするお社だったようです!
ロープウェイが出来た時には、元々あった祠の残骸すら残っていなかったものを新しく作り直したらしい。
見知らぬ誰かが作ってくれたおかげで、素敵なお社を見ることができました。
感謝ですね。
榛名富士山神社にお参りして、振り返ると山がとても綺麗に見えました!
小さな山が2つ。
思っていたよりも綺麗に見えて、ビックリです!
榛名富士の三角点は、榛名富士山神社の右隣くらいの場所にあります。
危うく触らずに通り過ぎてしまう所でしたw
コンクリートで四角く囲まれているので、見つけやすいですよ!
榛名富士を一通り堪能したら、下山を始めます。
榛名富士山神社から左へ少し行った先に「ゆうすげ元湯」という看板があったので、矢印の方向へ進みました!
矢印の方向へ進みます!
見るからに行きとは違う雰囲気だったので、少しビビってますw
下山の道は、大量の落ち葉と急斜面がとても印象的でした。
靴が少し埋まってしまうくらい落ち葉が積もっていて、滑る場所もあったので怖かったです。
一番怖かったのは、落ち葉の下に雪が隠れていたところで…
「隠すのやめて!!」と思いながら、ゆっくりゆっくり降りていきました。
地面は基本的に落ち葉だらけでした。
石がゴロゴロしている場所も多かったので、蹴っ飛ばして下に落としてしまわないようにゆっくり慎重に進んでいます。
この場所は急斜面で、石もゴロゴロしていたので歩きづらかったです!
ロープがあったので少し使いつつ、掴めるところを探して慎重に降りました。
途中、真っ二つの木を見つけました。
綺麗に割れています。
雷かな?
何でこんなに綺麗に、さけるチーズみたいにさけるのか不思議です。
私、ついに見つけたんです。このすべすべの木を!
見た目も超美白なのに、表面もすべすべツヤツヤという!!
これが樹木界の美人か!って思いました。
綺麗だった(*´▽`人)
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美人な木を通り過ぎると、落ち葉どっさり場所に出ます。
ロープがあるので、ロープを使いつつ…
そーっとそーっと降りていきました。
上から見ると結構怖かったんですが、のんびり少し腰を下げつつ降りていたら降りられました。
良かった!!
岩が凄かったり、坂が凄かったりで必死に降りていたんですが、この辺りで少しルートを外してしまいました。
後ろから来ていた登山者の方が見えなかったので、どこに行ったのだろうという話をしていたら自分たちが外れていました…
この山は見通しが良かったので合流できたから良かったのですが、この時木についている目印をしっかり確認しようと2人で誓いました。
疲れている時こそ、慎重に慎重にです!!
奥に見えるのが、後ろから来ていた登山者のご夫婦。
もうあんなに遠くに行ってます。
ホント崖とかじゃなくて良かったです(・-・*)
「楽しくてもちゃんと注意して歩きなさい」って誰かに言ってもらったみたいな気持ちでした
知れてよかったです!!
ちゃんと登山ルートに戻っ少し行った先で、キノコを見つけました!
可愛い( ゚д゚)
山は謎のキノコが多いですね。
何か平たい…
そして、グリングリンなカッコイイ木も多いです!
槍みたいでカッコいいんです。強そう…
出口が近づくにつれて、道は平坦になってきます。
やっぱり落ち葉や石は多いんですが、歩きやすいです!
こんな感じで来ると、もう出口です!!
無事に降りられましたー!!
もう、ホントに良かった。
ゆうすげ元湯近くの登山道の看板は、少し大きくて背が高めです!
とても見つけやすかった。
画像の左手に見えるのが「ゆうすげ元湯」という温泉で、ゆうすげという名前の建物は2か所あるのですが「元湯」という方でトイレが借りられるとのことだったのでお借りしました。
トイレは外にもあるのですが、行ったときは閉鎖中でした。(2019年3月時点)
榛名富士の登山はここまで。
この後は、烏帽子ヶ岳の方に登りました!
烏帽子ヶ岳のレポートは、こちらに書いています↓
<参考>
◇「烏帽子ヶ岳」レポート(群馬・榛名湖)
今回のルートと時間
【今回のトレッキングルート】
榛名公園ビジターセンター駐車場 → 榛名富士登山口(ビジターセンター近く) → 榛名富士山頂駅 → 榛名富士山神社 → 榛名富士登山口(ゆうすげ元湯近く) → 榛名公園ビジターセンター駐車場
今回は、榛名湖の近くにある榛名富士でトレッキングをしてきました。
遅めの時間からのスタートでしたが、「1時間57分」くらいで登って下まで降りてくることができました。
行きは坂はキツかったですが、とても登りやすく迷うことはありませんでした。
帰りのルートは、少しわかりづらい道が何か所かあったのと、急斜面や落ち葉がかなり怖かったです。
でも、しっかりリボンを見つけながら行けば、見通しもいいので迷わずに進むことができると思います。
見通しの悪い場所で迷ってまう前に、改めて気持ちを引き締めるいい機会を貰えた山でした!
もっと細かい時間やルートの軌跡などは、YAMAP・ヤマレコの方に掲載しています。
一部迷ってしまっていますが、参考程度にどうぞ↓
ロープウェイが休業になって登山してみようと思っていたので参考になりました。
分かりやすかったです。ありがとうございます。
>>aさん
おー、そうなんですね!
お役に立てたようで嬉しいです(*´ω`*)