群馬県高崎市の榛名山にある「烏帽子ヶ岳(えぼしがたけ)」についてまとめています!
「烏帽子ヶ岳」
住所:〒377-0302
群馬県吾妻郡東吾妻町岡崎
駐車場:群馬県立榛名公園ビジターセンター駐車場(無料)
標高:1,363m
三角点:なし
烏帽子ヶ岳は、群馬県の榛名湖周辺にある山で標高は「1,363m」です。
入り口には鳥居が立ち並んでいるのが印象的で、序盤は歩きやすい感じ。
ですが、「烏帽子山頂へ」という看板を過ぎて登っていくと、坂が急になり崩れている部分が多くなっています。
以前は初心者用の山だったようですが、初心者の自分たちでは登るのがとても怖いと感じる場所がかなり多めの山でした(・-・*)
①群馬県立榛名公園ビジターセンター駐車場近くに2か所
②ゆうすげ元湯(建物外トイレ/冬は閉鎖)
③ゆうすげ元湯(建物内のトイレ/暖かい)
④観光案内所近く
⑤県営グランド近く
⑥湖畔バス停の近く
⑦「湖畔の宿」記念公園近く
※④~⑦は、看板の地図の情報です。
地図は、群馬県立榛名公園ビジターセンター前にありました。
駐車場もこの近くにあります!
トイレは、榛名湖周辺にいくつもあって、ビジターセンターの駐車場の近くにも数か所あるのですが、行ったときはちょうど閉鎖中で使うことができませんでした。(2019.3.28時点)
ゆうすげ元湯という温泉施設内のトイレを利用してOKとのことだったので、そちらを利用させて頂きましたー!
私たちは、「群馬県立榛名公園ビジターセンターの駐車場」を利用しました。
もし、榛名富士には登らずに、烏帽子ヶ岳とかだけだったらゆうすげ元湯近くの「湖畔の駐車場」という場所が近そうな感じでした。
烏帽子岳登山口 → 烏帽子ヶ岳山頂 → 烏帽子岳登山口
私たちは、榛名富士の後に烏帽子ヶ岳に登ったので、「榛名富士登山口(ゆうすげ元湯方面)」から「烏帽子岳登山口」に入って行きました!
看板も要所要所にはあり、道も1本しかないので迷うことはないと思います。
ただ、やはり上の方がかなり険しいので注意です。
帰りは、行きと同じルートで帰ってきました。
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目次 -mokuji-
「榛名富士」登山レポートまとめ(2019年3月28日)
烏帽子ヶ岳を実際に歩いた様子を、画像と共にまとめていきます!
行かれる時の参考や一緒に行った気分になって頂けたら嬉しいです。
簡単なレポートやルートの軌跡などは、YAMAP・ヤマレコの方にもまとめています↓
駐車場は、榛名公園ビジターセンターの駐車場を使っています。
烏帽子ヶ岳までは、少し遠いかも。
榛名富士登山口の近くに「ゆうすげ元湯」という温泉施設があります。
トイレはこちらで借りることができます!
ゆうすげ元湯から「烏帽子岳登山口」に向かって歩いていると、水路に湖の水が流れ込んでいる場所がありました。
キラキラして、凄く綺麗です。
水路の隣には、榛名湖風致探勝林という所があります。
木が立ち並んでいる場所で、どの木も立派です!
入っていいかわからなかったので、看板の近くから覗いて見ただけですが…
湖の近くに林というのも面白い感じです!
榛名湖風致探勝林を過ぎて少し歩くと、右手の方に「烏帽子岳登山口」という看板が見えてきます。
大きめなので見つけやすいです!
登山口には、かなり年季の入った感じの鳥居があります。
錆びたようになっていて、文字も読みづらいのですが何とも趣があります。
加護丸稲荷大明神と書かれているので、お稲荷様がいるのかな。
商売の神様ですかね(*´▽`人)
登山口の鳥居は何種類かあって、2番目の鳥居は地面に埋まっていました。
始めから埋めてあったのか、どこかの時代で倒れて埋まってしまったのか…
倒れている鳥居というものを初めて見たので、かなり驚きました!!
木製の鳥居で、だいぶ古びています。
3番目の鳥居も木製で、柱が少し細めな感じでした。
名前の書かれていたであろう木の立て札の文字は、滲んでしまっていてよく見えません。
4番目と5番目の鳥居は、さらに少し細く小さくなっています。
一番奥には、陶器で出来たお狐様がたくさん。
コシャゴシャーっとなっている感じでした。
風が強くて倒れてしまったのかもしれません。
榛名富士での経験を生かして、木につけられた目印はちゃんと確認して進みます!
烏帽子ヶ岳は、ペンキのようなもので木に目印が書かれていました。
目印と言っても木が塗られているだけなのですが、赤なので目立ちます。
序盤は比較的わかりやすい道です。
道っぽくなっている部分があるので、木の目印と照らし合わせつつ登って行きます。
途中で穴のあいている木を見つけました。
いい感じに苔が生えていて綺麗です!!
見事に綺麗に穴が開くものですね。
画像の矢印の方向に向かって、どんどん進みます。
少し坂なのですがそこまで急ではないです。
ゆっくり登って行けば、そこまで疲れません。
地面は、榛名富士に比べて落ち葉なども少なめで歩きやすいです。
ただ、枝がたまに道をふさいだりしているので、ケガをしないように注意!
ココにも笹っぽい草がたくさん生えています。
離山でも見つけたシジミみたいなキノコを見つけました。
かなりびっしりついていてビックリです!
何のキノコなんだろ…
シジミキノコ?
「烏帽子山頂へ」という看板がある丘に近づいてくると、坂が少し急になります。
邪魔な葉っぱも多めなので注意しながら進みます!
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急な坂を登り切ると、一旦平らな場所に出ます。
この場所にはいくつか看板があって、「烏帽子山頂へ」という烏帽子ヶ岳に向かう看板もあります。
こんな感じの「さるかけ橋 梓山」や「髭櫛山」へ向かう道の案内もあります。
髭櫛山の案内はもう一つあって、「後半急坂」と書かれていました。
大変なのかなぁ…
それにしても丁寧な案内でわかりやすいし、凄く親切です!
看板を一通り確認したら「烏帽子山頂へ」という看板の指していた方へ向かいます。
向かってみると、すぐ赤い鳥居が見えるのでこれが目印です!
お狐様の石像が奥にあったので、無事に帰ってこられますようにとお願いしてから…
真ん中を通るのはちょっと気が引けたので、鳥居の横にあった道を使って進んでいきました。
少し進むと、杭がロープで繋がれて柵のようになっている道に出ます。
少し歩きやすいのですが、結構崩れている部分も多くて杭もグラグラしているものも多めです!
途中には、こんな感じで倒木もあります。
倒木は整備がされていた時からあったようですが、今は結構多めです。
途中で苔の石を見つけました!
茶色い部分も多めですが、ふさふさです(*´ω`*)
この辺りは、あまり崩れてなくて綺麗な階段です。
登りやすいですが、坂になっていて段差がキツイので大変…
中間地点くらいから上は、ほとんど崩れていて階段はなくなり石が多めです。
急な上り坂と歩きづらい道で進むのがかなり大変でした。
自分の腰よりも少し高いか同じくらいの高さの場所も多くて、登っていくのが難しい感じでした。
頂上に近づいてくると赤い鳥居が見えてきます。
数年前の動画では、かなりあっさり近づいて鐘を鳴らしている様子があったのですが、今では近づくなんてとてもできるような感じではなかったです!
岩だらけで道もないし、そもそも頂上へ向かう道すらも道なのかわからないくらいの段差と急勾配でした。
一番怖かったのがココ。
赤い鳥居の近くの場所なのですが、この斜面を登るのが上りも下りも本当に怖かった…
やっとたどり着いた頂上は、一面の笹畑のみ。
綺麗じゃないわけではないんですが、ココに着くまでがかなりキツかっただけに何とも言えない気持ちです。
山頂は、一面この笹みたいな植物で覆われています。
看板がある付近は綺麗だったのですが、他はうっそうとしています。
三角点があるのかなとしばらく探していたのですが落ちたら嫌だったので、少し探して見当たらないのでないのかなって思ってます。
草を全部刈ったりしないとわからない感じ…
山頂で少し休憩していたら、風が強くなってきてかなり寒くなったのでゆっくり下山を始めました!
下山は、ゆっくりゆっくり進みました。
ほぼ地面に座るような形になりながらのゆっくりの下山です。
風も強かったので姿勢を必ず低くして、倒れそうになった場合に前へは倒れないようにというのを常に気をつけて重心を後ろ(山側)へしていました。
帰りがけに、行きに怖くてあまり観察できなかった置物を見つけたので写真を。
焼いた粘土っぽい素材で作られているお狐様の置物たちです。
風でかなり倒れてしまっているけど、立っているものも多い!
強いなぁ。
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下山中にとがっているカッコイイ石を見つけました。
この時点では、これを硯岩だと思っていますw
硯岩があるのは他の山だったんですが、それに気づくのは家に帰ってからでした(*´ω`*)
烏帽子岳登山口を出て、道路で榛名公園ビジターセンター駐車場まで歩いて帰りました。
意外と距離があったので疲れている足では、かなり辛かったです。
途中に夕陽が輝いている榛名湖を眺めて元気を貰いつつ、駐車場まで帰りました。
想像以上に大変な山でしたが、無事に降りられて良かった。
今回のルートと時間
【今回のトレッキングルート】
烏帽子岳登山口 → 烏帽子ヶ岳山頂 → 烏帽子岳登山口
今回は、烏帽子岳登山口から出発して行きと帰りは同じルートで帰ってきました。
他にルートもなさそうな感じ。
登って降りてくるまでの時間は、「2時間9分」くらいでした。
かなりの急な斜面が多くて、のんびりゆっくり上がって降りたので少し遅めですが、下山の目安である15時には下山を始めることができたので良かった…
かなり危なかったし怖い道だったので、たぶんもう登ることはない山だとは思います。
もし、初心者の方で登ろうかなと思っている方がいたら少し考え直した方がいいかもしれません。
また整備がされることがあったら登りやすくなるのかもしれませんが、今時点では初心者向けではありませんでした!!
もっと細かい時間やルートの軌跡などは、YAMAP・ヤマレコの方に掲載しています。
榛名富士の後に登ったので一緒になってしまっています↓